こんにちは。カナエです(⌒∇⌒)
10月に入っても天気が良い時は日差しが強くって、雨が降ればどしゃどしゃ激しく降って来る。苛酷な気候になって昔の穏やかな季節の移ろいが懐かしいです。
今回はジェーン・オースティンの小説を映画化した「プライドと偏見」をご紹介したいと思います。
第一印象は嫌な奴!でもよく知れば印象は変わる?
<映画「プライドと偏見」>
☝映画データ
製作年 2005年 イギリス映画
監督 ジョー・ライト
原作 ジェーン・オースティン
脚本 デボラ・モガー
キャスト キーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン、ドナルド・サザーランド
☝映画のあらすじ(ネタバレ)
18世紀末のイギリスの田舎町の中流家庭、ベネット一家の娘たちの“婿探し”を描いた映画。
<画像出典>http://eiga-suki.blog.jp/archives/prideandprejudeice.html
当時の社会では女性に財産相続権がなく、結婚は彼女らにとって死活問題で親も娘も必死でした。そんなベネット家の隣に資産家の青年ビングリーが越してきてベネット家はそわそわと落ち着かなくなります。
舞踏会にやってきたビングリーはベネット家の長女ジェーンに一目ぼれして二人の仲は進展します。そして次女のエリザベス(キーラ・ナイトレイ)はビングリーの友人ダーシー(マシュー・マクファディン)と踊りますが彼の無口で高慢そうな様子に不快感を持つのでした。またダーシーの良くない噂話や、姉とビングリーの恋をビングリーの妹やダーシーが身分違いだと邪魔立てしたことがわかってさらに憤慨します。

そんなダーシーにある日突然求婚されるエリザベス。姉のことを考えたエリザベスは求婚を断りますが、ダーシーからの誤解を解こうとする手紙を受け取って彼の心情に触れ、それから徐々に彼の隠れていた優しさに気づいていくのでした・・。

ダーシーの尽力もあって姉とビングリーはめでたく結婚することになります。そしてエリザベスとダーシーも婚約します。しかしそれを聞きつけたダーシーの親戚に激しく反対されてしまいます。けれど二人は周囲に負けることなく結ばれるのでした。
☝映画の感想・・最初の印象は悪くても・・人はわからない!
結婚って昔も今も大変!添い遂げる人によって自分の人生が変わってしまいますからね。
エリザベスはダーシーに最初いい印象を持っていず、噂話や誤解などでさらに悪印象になっていましたが、自分が偏見を持っていたことに気づいて彼の良い面に気づくことが出来ました。エリザベスのような聡明さがあれば良い結婚を得られるのかも知れません🌻。
キーラ・ナイトレイはこの時期時代ものの映画に良く出ていたんですね。「パイレーツオブカリビアン」でもお転婆な貴族の令嬢を演じていたし、正統派の美貌だからドレスが似合うんですね。
☝ちょっとミニ知識
◆原作はイギリスの女流作家、ジェーン・オースティン◆

ジェーン・オースティン(1775~1813)は英国南岸部のハンプシャー生まれ。彼女の人生もベネット家のように女性は社会的に無力で男性の保護が必要でした。オースティンは牧師の娘でしたが、優秀で出世した兄たちがいたおかげで結婚しなくても幸いお金の苦労はなかったようです。
女性が小説を書くという事が認められていなかった時代、「高慢と偏見」「エマ」「分別と多感」などの後世に残る名作を書きながらも彼女は匿名で自作を出版するしかありませんでした。
彼女の作品は彼女の周りの田舎の中流家庭を描いたものが殆どで、名家の娘や牧師や軍人などの紳士が登場して結婚して終わると言うものです。オースティンの時代はアメリカの独立宣言やフランス革命など世界が激変した時代ですが、そういった歴史的な事件は彼女の小説には全く反映されていません。それは彼女自身が女性の目線が内向きになるしかなかった時代を意図的に無言で皮肉っているとも言えます。
けれど彼女の小説はその狭い小説世界に登場する人間たちの心理をユーモアを交えて写実的に分析して描き、広範な人間の普遍性を濃縮して示すことに成功しています。
1817年オースティンはアジソン病(と現在考えられている)で死亡。38歳の短い生涯を終えました。


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