「女王陛下のお気に入り」は女優3人がアカデミー賞にノミネートされる熱演ぶりが注目の映画!

映画

こんにちは。カナエです✋。

今回は三人の女性の激しいバトルを描いた映画「女王陛下のお気に入り」をご紹介します。

この映画はイングランドのハートフォードシャーにある15世紀の王室の宮殿だったハットフィールド・ハウスで撮影され、王族が使っていただけあって建物内部の装飾は豪華絢爛!女優さんたちの衣装も凝っていて華麗さにうっとりでした。

映画「女王陛下のお気に入り」は三人の女たちの確執にぐいぐい引き込まれる!

映画データ

公開年  2019年(日本)アイルランド・イギリス・アメリカ合作映画

監督   ヨルゴス・ランティモス

脚本   デボラ・デイビス、トニー・マクナマラ

キャスト オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ

映画のあらすじ(ネタバレ)

時は18世紀、イングランドのアン女王(オリヴィア・コールマン)は女王という高い身分でありながら満たされない人生を送っていました。流産や死産を繰り返し一人も子供が成人しなかった女王は子供の数だけウサギを飼って可愛がるという悲しい暮らし方をしており、体も痛風を患って満足に歩くことすらできない毎日でした。

<画像出典>https://eiga.com/movie/89555/gallery/10/

そんな女王を長年世話する側近のサラ(レイチェル・ワイズ)とは、アン、サラ、と呼び合う親しい関係で、男勝りなサラは政治に関心のない女王にかわって臣下を仕切り、女王を従わせる権力を誇っていました。この時のイングランドはフランスと戦争状態にあり、かさんだ戦費をどうするのかについて揉めていました。国民の税を引き上げ戦争を継続するべきだと主張するサラは反対する野党のハーレーと対立します。夫が戦争で戦っているのでサラは是非とも勝利して凱旋することを望んでいました。サラは女王に税を引き上げるよう求め、気持ちや体調の不安定な女王はサラの言いなりになります

<画像出典>https://eiga.com/movie/89555/gallery/10/

そんな宮廷にサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が働きにやって来ます。サラは貴族の身分であったのに没落したアビゲイルの一族に冷淡で、アビゲイルを下働きの侍女の仕事に就かせます。しかしそんな仕打ちにもめげないアビゲイル。女王の痛風を和らげる薬草を摘んだりと有能さを発揮して、サラに認められるようになり女王の世話を任されるようにもなっていくのでした。

<画像出典>https://eiga.com/movie/89555/gallery/10/

しかしサラと女王が愛人関係にあるのに気づいたアビゲイルは自分も女王に取り入って従姉のサラの持つ権力を自分が手中にしようと画策し始めます。ウサギを可愛がって女王に気に入られたアビゲイルは政治に忙しいサラの隙を狙って女王と体の関係に。従妹と三角関係になったことに気づいたサラはアビゲイルを追い出そうとしますが、自分が逆に毒を盛られて森で意識を失ってしまいました。その間にアビゲイルはサラと対立するハーレーと結託し、彼の後押しで女王の許しを貰い貴族のメイシャムと結婚してメイシャム夫人となり、完全にサラの地位を奪うのでした。

<画像出典>https://eiga.com/movie/89555/gallery/10/

怖いもののなくなったアビゲイルですが唯一恐れるサラを宮廷に戻さないようにしなくてはなりません。回復したサラは女王の処へ戻ってきます。けれどもアビゲイルに心が移った女王は森で傷だらけになったサラの顔を見て気持ちが悪いと追い出してしまいます。それでもサラは女王に手紙を出すのですが、アビゲイルが手紙を燃やしてしまい女王の手には届きません。

女王の方も長年愛していたサラに未練があったので本当は手紙を待っていたのですが、手紙が来ないことに怒ってサラを国外退去にして完全に追い出してしまいました

敵がいなくなったことで傲慢になるアビゲイル。密かに女王のウサギを踏んづけたりします。そんな気配を感じた女王はサラに会いたいと叫びます。「私は女王!足を揉め」と命令するアン女王。二人の間に険悪なムードが漂うのでした・・。

映画の感想

女王を演じるオリヴィア・コールマンのリアルな演技

オリヴィア・コールマンはこの映画で2019年のアカデミー主演女優賞を獲得、エマ・ストーンとレイチェル・ワイズはアカデミー助演女優賞にノミネートされました。

特にコールマンは子を失った絶望から過食に走って肥満になり、痛風で足を引きずる女王(女王でなければただの醜い中年女)を人間味たっぷりに演じています。側近になったアビゲイルから“女王陛下はお美しい”と言われてもそれがお世辞だと痛いくらいわかっている・・それでも優しく扱ってくれることを喜ぶのが悲しい。そしてあのたくさんの子供代わりのウサギ達がアン女王の心の深い闇を象徴しているようでした。

また若いころは大きな瞳がキュートだったレイチェル・ワイズがその可憐な顔に毒ある幕をはりつけたような悪女を堂々と演じられるようになったのも、エメラルド色の瞳が綺麗なアビゲイル役のエマ・ストーンがひたむきな少女から野心に満ちた女へと変わっていくのを表情豊かに演じていたのも素晴らしかったです。

<画像出典>https://eiga.com/movie/89555/gallery/10/

カメラワークも様々な撮り方が工夫されていて、それぞれの人物の表情をより鮮明に印象的に捉えていました。

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